『名探偵コナン 11人目のストライカー』を観に行きました。これで16年連続観賞継続中。しかも４年連続５月１日に観ていることになります。去年は１日が日曜日でかなり人が多かったんですが、今年は平日だったので20人程度しかいませんでした。
去年も書きましたが、完全にアクション映画だな。推理パートと呼べる部分が暗号文程度しか無い件。今回もスケボーで凄まじいテクニックを披露してくれましたが、もうツッコむのがアホらしいのでその辺はスルーで。毎度壊れるスケボーが気の毒だとは思います。
以下ネタバレ感想。いきなり冒頭で爆発が起こったと思ったら、サッカー教室が始まってちょっと付いて行けませんでした。何日前とかそういう表記くらいは欲しかったところ。それにしても遠藤の棒読み酷ぇな。楢崎、中村、今野も大概でしたが、フリーキックとかについて喋る分、余計に悪目立ちする。それに対して中盤に出て来るキング・カズはやはり格が違った。このシーンまで棒読みなら顔をしかめるところなんですが、普通に上手かったです。
話を戻して、小五郎の迷推理は省略。子供の素人の方がマシに聞こえるくらいＪリーガーの棒読みは酷かったなぁとしみじみと思わされる恒例の子供のシーン。東都スタジアムでの爆破事件はスケボーのアクションと伸縮サスペンダー半端無ぇという話。倒れ行く電光掲示板を引き戻すという、どんな強度だよとツッコミたくなる展開。そして明らかに怪我人は出ただろうと思う話なのに、死傷者０は無いわ。せめて怪我人くらいは出せよ。結局今作の死者無しなので、二作連続で死ななかったことになります。さすがに次回くらいは殺人事件にして欲しい。
サッカー教室で出会った５人が爆破事件の容疑者として挙げられます。しかし「ハンドリングのハンドだ」を犯人が言って、サッカー教室でその言葉を聞いただけでこの５人に特定ってのは無理があり過ぎる。そしてお決まりのプラスチック爆弾。それ以外のパターンが無いのか。犯人が最後に海外で知り合った奴から調達したことを話してくれますが、金はどうしたのかとか、どうやって日本に密輸したんだよとかツッコミ所が多過ぎる。
２回目の事件では全スタジアムに爆弾が仕掛けられ、ゴールバー中央上の場所にセンサーが取り付けられます。今作最大のツッコミ所がここ。アホみたいに多い爆弾の数もそうなんですが、休みの日でもスタジアムに簡単に入れませんし、各スタジアムのゴールポストにセンサー設置されたり電光掲示板に連動する細工されたりと、警備どうなってんだよと思わずにはいられないレベル。ってか技術的にも無茶苦茶過ぎる。
犯行の動機は、小五郎の勘違いによって救急車を止めたことがだったそうです。その救急車に乗っていた子供の親は結果は変わらなかったかも知れないと言ってましたが、２分は十分長いだろ。人助けのつもりでやったこととは言え、悪気が無かったからって許されることじゃないよな。しかし２分も手間取ることはおかしいが。同伴している家族に状況を説明する暇があるなら、救急隊員が子供を搬送中だと救急車囲んでる連中に言えば終わる話なんだが。
最後まで爆弾が止まらないと焦っていた東京スピリッツとビッグ大阪の試合はドローでした。優勝は結局柏レイソルになり、ビッグ大阪はＪ２降格を免れ、東京スピリッツは優勝を逃しました。ってか何でレイソルｗｗｗ。出演したＪリーガーの中にレイソルの選手いねぇじゃん。そういえば今作は秋から冬に掛けての物語ということで、前作同様また季節がズレてました。天空の難破船の時は何の説明も無しに普通に二回使っていたどこでもボール射出ベルトでしたが、今回は一回しか使えなかった件。どういうことやねん。今日の画像はコナンの画像２枚です。
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