無茶苦茶なスケボーテクニックを見せるコナンを心配する灰原が完全にヒロインな件。コナンも普通に灰原を頼り、ラストシーンでは灰原からのパスを遠藤直伝のフリーキックでゴールに叩き込みます。ラストシーンでも少年探偵団が大活躍ってのはいい展開でした。天国へのカウントダウンでもそうでしたが、みんながいないと勝てなかったってのは燃える展開。
戦慄の楽譜同様、今回のラストシーンでも蘭は蚊帳の外。新一からの電話も電池切れで繋がらず、取って付けたような過去話がオチというなんとも悲しい扱い。序盤は新一を頼って電話して来たりしたものの、途中からは園子と一緒に試合を観ているだけという脇役のような扱い。一応そのスタジアムに爆弾が仕掛けられていて、毎度お馴染みの蘭がピンチにはなってるんですが、本人にその自覚が無いってのは盛り上がらん。前作はラストで生き埋めのコナンを見つける見せ場があったのに、今作は悲惨過ぎるぞ。
スケボーの系譜。1作目、故障。3作目、無傷。4作目、どこかに置き去られる。5作目、落下で真っ二つ。14作目、マシンガンでズタボロに。15作目、雪崩で行方不明に。16作目、スタジアムの上から落ちるという華々しい経歴を誇ります。しかしこうして見ると、一時期は全く出なかったんだな。ここ3作は出ずっぱりですが。
東都スタジアムは8万人も収容出来たそうですが、東都スタジアムを完全に破壊して、新聞の一面に二回は掲載されたであろう事件を起こしたのに結局一人も死んでない件。せいぜい東都スタジアムを警備していた警備員数人が怪我した程度。暴行、器物破損、殺人未遂程度にしかならんぞ。しかしスタジアム破壊とかどうやっても弁償出来ないな。東京スピリッツに恩を仇で返すというこの上ないことをやった犯人なんですが、正直あのまま死んだ方が良かったんじゃないか?家族とか悲惨過ぎる。
次作の予告は船でした。海は地雷作品が多すぎるからなぁ。特に水平線上の陰謀と紺碧の棺はマジでつまらない部類ですし。個人的ランキング15位、16位というドンケツ争いを演じています。何でつまらないと判断してるかは個別レビューのページを参照して下さい。それにしてもまた船が沈むんだろうか。でもそうしないと盛り上がらないよなぁ。
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