先日から書いてた通り『名探偵コナン 天空の難破船』を観に行きました。これで14年連続観賞継続中。１日の土曜日なので上映40分前に行ってチケット確保。そのお陰で真ん中辺の席になりました。去年は平日でガラ空きだったんですが、やっぱ５連休初日の土曜日なだけあって、最終的には100人以上いたかと。親子連ればっかでしたけど、細けぇこたぁいいんだよ。
間違いなく近年で一番の出来。ボジョレー・ヌーボーみたいな評価して無いですよ、自分は。まぁ詳しくはＮＯＶＥＬ→管理人のＳＳ→名探偵コナン劇場版レビューでも読んで下さい。14作中３番目の評価を与えざるを得ない。具体的に良かった点としては多数のミスリードと伏線。正直大人でも十分楽しめる出来。ただ真犯人は比較的分かり易かったかな。変わった行動すりゃ印象には残る。
以下ネタバレ感想。なんでコナンの道具紹介しないで、鈴木次郎吉について説明するんだ？と思ったら実はこれが伏線ｗｗｗ。こんなもん気付くわけねぇだろｗｗｗ。確かにおや？とは思ったけど、これが伏線だと気付く奴がどんだけいるんだよ。タイトルが出てすぐに飛行船に乗るなど、８作目に比べると上空まで行く流れが非常に早くて良い。
小五郎の声はアニメ全然観て無いから慣れないな〜と思ってたんですが、おそらくそういう劇場版しか観ない視聴者への配慮なのか、序盤だけ喋って睡眠薬で眠らされていたという設定。ただ前作と違い、敵を一人仕留めるという役はちゃんと用意されてたのもＧＪ！
中森警部達は宝石から目を離すとかなんの為に来てるのか分からないレベル。ちゃんと見張ってろよ。ハイジャックとかされた場合、人質の中に犯人がいるってのは基本。ですが、人質の中の犯人が一人では無いというのが今回のミスリードの一つ。まさか他にもいたとは。物の見事に騙されました。子供が戻って来ていない発言は実は伏線だったという秀逸さ。あれはホント見事だったわ。今感想書いて思い返す段階でようやく気付いた。
という訳で少年探偵団は人質にならずに爆弾解体を。ベイカー街の亡霊でも探偵団はここまで活躍して無いですし、劇場版で一番活躍したんじゃね？しかし全て解体した時点で捕まってしまい、コナンは窓から放り出されてしまいました。それをキッドが救出して一度は飛行船から降りるものの、ヘリコプターから飛び降り、再度飛行船へ潜入。同時に平次とも連絡を取り合い、地上の犯人も確保。迷宮の十字路みたいに犯人いきなり増えんなよ、という感じは全く与えません。
今回は飛行船ってことでスケボーは出ないかと思ってたんですが、普通に出ました。しかしまたまたマシンガンで粉々に。スケボー壊されるの何度目だよｗｗｗ。今回一番凄かった道具はどこでもボール射出ベルト。明石海峡大橋と飛行船の間に展開し、飛行船を一時的に垂直にするという離れ業をやってのけました。マジ半端ねぇｗｗｗ
そして最大のミスリード。冒頭の殺人バクテリアを手に入れた、というのはハッタリだったという点。こんなもん騙されるに決まってんだろｗｗｗ。確かに数分で手に入るものなのか？とか、テロリストグループが細菌を全然恐れて無いな〜とは思ってましたけど、それまでに倒れてる人がいましたし。しかし実は最初に倒れたのが真犯人で演技でした、という感じ。真犯人が蘭の腕掴んだ時にこいつ怪しいとは思ってましたが。
細菌テロにビビって大阪から西へと慌てて逃げる人が多かったですが、自分なら素直に諦めるね。今無職だからとかそんなの関係無しに、多分中学高校の頃でもそのまま残ってるわ。もし本当に細菌がバラ撒かれるとしても、慌てて逃げたところでまず間に合わないし、あがく意味が見出せない。むしろ逃げるなら飛行船が来る方角だとしても、人が少ない東だろ。なんで西に必死で逃げるんだよ。
大橋のぞみちゃんがかなり棒読みでしたが、まぁ子供だし目を瞑ろう。それに男の子の声にはなってましたし。明日が試験じゃ無かったらクレヨンしんちゃん 超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁も観たんですけどね〜。仕方ないのでラスト20分だけ観たｗ。最後の『臼井儀人先生に感謝をこめて』に凄いじんわりと来ました。ってことで非常に有意義な映画観賞でした。今日の画像はコナン画像２種です。
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