まずは余りネタバレしない程度に。正直劇場版後半5作品の中では一番出来が良かったんじゃないかと。なんか近年の作品は無駄に凝り過ぎてて個人的にはいまいちだったんで。怪盗キッドも活躍してましたし、登場キャラが多いのにそれぞれに出番があって良かったです。今回は蘭たちがピンチなことを自覚してないというところも斬新でした。毎度毎度コナンが助けに来るってのも正直飽きてるし。
こっからネタバレ〜。去年は二重殺人をテーマに上げてましたが、今回の方がなんかそのあおりにあってる気がしました。殺されるのは最早コナン映画の定番で一人だけ。しかし今回はその殺人現場に居合わせずに、過去に起こった事件を解くという探偵らしいことをしてました。
今回も今回とて歳取ったことが悲しくなりました。ってかサンデー本誌を流し読みでも読むんじゃなかったです。コナンが白馬を服部に紹介してたので『本誌と同じネタしてるじゃん!』とか思った瞬間『あ、キッドか・・・』と分かってしまいました。で、依頼人の見てたGPSの現在位置で確信。まぁ、事件に関わる部分じゃなかったのでまだ良かったですが。
そんで今回の最大のツッコミどころ。潮流の激しいトコに崖から飛び降りて行って、なんの装備も無しにどうやって生き残ったのかはやらないのか?と一番ツッコミたかったです。警察が行方不明とは言え自殺したと判断し、戸籍上死んだ人間が生きてるってのはな〜。遠くから一発で頭を射抜けるスナイパーとしての腕前とかもかなりご都合主義っぽかったです。
まぁ、他にも光彦が素で割り算とかしてたことはもういつも通りだから別にツッコミませんけど、小1が回転するようなジェットコースターに乗れるのか?120cmもないだろコナンとか。
とこれだけ書いてると本当に面白かったのか?と思われるでしょうが、スケボーが出てる作品は大抵好きなもんで。ってか今回のスケボー凄過ぎ。アクセル全開であろうバイクと同速度って何キロ出てるんだよw。夜にも関わらずこのスピードとかもうありえね。夜が弱点だった頃が懐かしい・・・
記念すべき10作品目ということで主要キャラ勢揃いだったんですが、優作と有希子も出して欲しかったですね。警察の方も横溝兄とへっぽこ刑事以外出てるくらいだし。今回は小五郎いいトコ全く無かったな〜。平次に灰皿で気絶させられて気付いたら事件解決してたし。
そういや光彦の声が変わってるのに驚きました。大谷育江さんって体調不良で降板してるんでしたっけ。チョッパーの声も変わってるのか・・・。最近全くゴールデンのアニメ観てないな〜。一度聴いてみようと思います。
今日の画像は名探偵コナン探偵たちの鎮魂歌の壁紙です。でもこの壁紙みたいに蘭一人がピンチにはなってませんでしたけどね。そしてもろに犯人っぽい真ん中の人物は実は真犯人の手の上で踊らされてたし。
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